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子どもたちと地球の未来のために 特定非営利活動法人(NPO)アース・エコ

活動報告ACTIVITY Report

被災地における現在の放射線量

調査期日 2015年6月24日(水)
調査場所 主にいわき市内〜相馬市の国道6号線沿いおよび国道115号線の一部
使用測定器 ロシア製放射線測定器 RADEX RD1503(線量計は標準規格がなく絶対値は機種により若干異なる)
測定方法 空間線量は地上約1m、物質の場合は対象物から約10cm の位置で測定。文中単位はμSv/h

 いわき市内郷駅近くのレンタカー店からスタート、国道6号線を北上した。スタート地点から浜風商店街付近までは線量は0.15程度と低かった。現在閉鎖中のJヴィレッジに立寄り測定。0.25と僅かながら上がった。ここには固定の線量計が設置されており0.198と表示されていた。草むらに入り測定したら0.40と更に高い線量が確認された。
 次に福島第二原発に向かったが発電所の200〜300m手前に警察の検問所があり、Uターンを強いられた。検問所では0.30、付近の道路沿いで0.66と線量が明らかに上がってきた。
 更に6号線を北上すると「帰還困難区域」に入った。間もなくして、線量計からピーッと警報音が鳴ったので、良く見ると線量は1.47に上がっていた。第一原発に近づくにつれ警報音が鳴りっ放し、線量は2.68〜4.58と上がるばかりで、恐怖感から年甲斐もなくドキドキしてしまった。第一原発に最も近い6号線沿いで停車し車外で測定したら5.38と今回の最高値を記録した。「帰還困難区域」の6号線沿いに見えるのは、ひと気の無い民家や店舗、これらの入口や脇道を閉鎖する数多くのバリケード、沢山の黒い除染袋、人影といえばマスクした除染作業者と警官だけという寒気のする景観を目の当たりにして、改めて原発事故の恐ろしさを思い知らされた。
 約14kmの「帰還困難区域」を過ぎてから最初のコンビニ(ローソン浪江町役場前)で測定したが、流石に良く除染されているらしく0.11とかなり低かった。
 昼食後、南相馬の放射能測定センターに立寄った。ここの線量は0.18。同センターで測定した南相馬と浪江町の放射線量率マップを見せて頂いた。その後、かしまの一本松に移動、線量はここでも0.18と低かった。一本松の近くに黒い除染袋があったのでそれに近づけて測定してみたが、空間線量とほぼ同じであり袋の遮蔽効果はあるようだ。但し、除染袋は耐用年数が3〜5年、最近では袋を突き破って新芽が出るなど問題があるらしい。
 これで線量測定は終わりかと思っていたら、福島市に向かう国道115号線の阿武隈高地の峠で0.35、下りの谷間で0.46を記録した。SPEEDI予測の方向であること、谷間で堆積し易い等から、第一原発から60kmも離れたところにも未だ汚染の爪痕が残っているものと考えられる。

アース・エコホームページに詳細を掲載していますのでご覧ください。

封鎖された店舗と「帰還困難地域」の看板 除染袋を測定する
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