11月理事会・例会・合同勉強会を開催

 11月23日(水)、11月理事会・例会・合同勉強会を開催しました。今月は会議室での参加者がいなかったためオンラインのみでの開催で、会員など12名が参加しました。

参加者の皆さん(Zoom画面より)

11月理事会からの報告

 今月も理事会からの報告事項はありませんでした。
 協議事項は、引き続き電子メールの交換により協議、承認を行います。

11月例会

 来年2月までに実施予定の活動が9件(10日)計画されており、実施内容の確認と参加者の調整等を行いました。
 10月~11月に完了した3件の出前授業、「かながわ環境教室⑤、相模原市中央区内の小学校」(2日目)、「なるほど! 体験出前教室②、相模原市中央区内の小学校」および「かながわ環境教室⑥、茅ケ崎市内の中学校」の実施結果の報告があり、反省点等について意見交換しました。また、「かながわ環境教室⑤、相模原市中央区内の小学校」の1日目の授業を行った2クラスについて省エネカレンダーの集計結果の報告がありました。

合同勉強会

◆ 事例報告「地区内大学生徒との連携活動」
 11月22日(火)に「第9回神奈川県地球温暖化防止活動推進員大会」が開催され、その中の「活動事例発表」でアース・エコの会員から掲題の発表がありましたが、大会に参加していない会員のために、改めて合同勉強会で発表していただきました。内容は「これまで大学生を対象に推進員が実施してきた『地球温暖化防止出前授業』の成果として、大学生が、『学んだ温暖化防止のノウハウ』を姉妹校である小学校へ推進員と連携して出向き、小学生を対象に『地球温暖化防止出前授業』を実施している。」と言うものです。行政・大学・小学校と温暖化防止活動に関わる複数のボランティア団体・個人などの多くの連携によって活動が実現した点を特に強調していました。

プレゼン資料と発表者(右側)(Zoom画面より)

◆ 遊星歯車模型~どっち向きにまわる?~
 最近、「Ugearsメカニカルアース」というウクライナ製の木製の模型組み立てキットを入手した会員から、その中に組み込まれている「遊星歯車」について発表がありました。遊星歯車とは、ウィキペディアによると「太陽歯車を中心として、複数の遊星歯車が自転しつつ公転する構造を持った歯車機構」との説明があり、自動車の変速機などに利用されている機構です。要素の組み合わせによって減速比や回転方向を変えることができるようです。

プレゼン資料より

◆ 皆既月食・天王星の写真
 11月8日(火)の夜、皆既月食がありましたが、晴天に恵まれたので夜空を見上げた方も多かったと思います。皆既月食の始まりから終わりまでの写真を撮影した会員から写真の紹介がありました。天王星食も写っていると思われますが、どの星が天王星なのか判別するのは難しいようです。

◆ 地球上の炭素はどこに?
 炭素と言うと地球温暖化にも関りがある大気中二酸化炭素を連想しますが、大気を含む地球全体で見たときに、どの部分に多くの炭素が含まれるかを分析したアメリカ合衆国農務省のレポートの紹介がありました。それによると、最大の炭素貯留は大陸地殻と上部マントルで、次が海洋とのことです。

「地球上の炭素はどこに?」のプレゼン資料より

◆ コロナ禍でも大気中メタンが急増!・・なぜ?
 大気中メタンが増加を続けていて、しかもこの2年で増加のスピードが速まっているというアメリカ海洋大気庁のレポートの紹介がありました。メタンは二酸化炭素の28倍の温室効果があるとされていて、メタンの増加による温暖化の加速が心配です。メタン増加の原因は温暖化によって微生物の活動が活発になったためとする説があり、どのような対策が可能なのか心配です。