10月理事会・例会・合同勉強会を開催

 10月26日(水)、10月理事会・例会・合同勉強会をかながわ県民センター会議室とオンラインによるハイブリッド形式で開催しました。6月以来、久しぶりの対面での開催とあって会員など18名が参加しました。会議室での参加者が15名、オンライン参加者は3名でした。

10月理事会からの報告

 今月は理事会からの報告事項はありませんでした。
 協議事項は、引き続き電子メールの交換により協議、承認を行います。

10月例会

 今後、来年2月までに実施予定の活動が12件(14日)計画されており、実施内容の確認と参加者の調整等を行いました。
 10月に完了した「かながわ環境教室⑤、相模原市中央区内の小学校」および「なるほど!体験出前教室⑤、神奈川区内の小学校」の実施結果の報告があり、反省点等について意見交換しました。また9月に完了した「かながわ環境教室③、葉山町内の小学校」について省エネカレンダーの集計結果の報告がありました。

合同勉強会

◆ 小学生のエネルギー概念について
 一般に「エネルギー」という言葉は様々な状況でいろいろな意味に使われています。地球温暖化の出前授業でも「省エネ」は頻繁に出てきます。元々は物理学の用語ですが、中学生になってから習う概念なので、小学校の理科では出てきません。小学生が「エネルギー」という言葉をどのように理解しどのような時に使っているか、小学生にアンケート調査をするなどの活動をおこなっている会員から発表がありました。

発表する会員(左端)と参加者の皆さん

神奈川県地球温暖化防止活動推進員の活動紹介
 横須賀三浦地区で地球温暖化防止活動を行っている推進員のグループがサポート役となり、講師役を務める大学生8名とともに、9月下旬に横浜市内の小学校で温暖化防止の出前授業を行ったことが会員から紹介されました。

◆ 自動車の種類別CO2排出量の比較
 電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)はCO2を排出しないクリーンな自動車とされています。徐々に台数が増えてきましたが、国内で使われている自動車全体の0.1%を少し超えた程度です。現状では、EVは大部分が火力発電所で作られた電気を使っており、FCVが使う水素もほとんどが化石燃料から作られていて、CO2を排出しながら走行することと等価です。通常のガソリン車、ハイブリッド車、EV、FCVが同じ距離を走行する間に排出するCO2を比較した結果を報告しました。