9月理事会・例会・合同勉強会を開催
9月25日(水)、9月理事会・例会・合同勉強会をオンライン(Zoom)主体+会議室(ユニコムプラザさがみはら)で開催しました。参加者はアース・エコ会員8名(うち会議室参加者2名)、オブザーバー5名の計13名でした。
9月理事会からの報告
- 新規に1件の出前授業の実施が決まったことを報告しました。
協議事項は、引き続き電子メールの交換により協議、承認を行います。
9月例会
- 12月までに実施予定の出前授業7件について、参加者の調整等を行いました。そのほか来年1~2月に実施予定の5件の出前授業の計画を紹介しました。
- 8月例会以降、9月例会までに完了した活動はありませんでした。
合同勉強会
手回し発電機はなぜ壊れる
出前授業などで行う省エネ実験のひとつ、「手回し発電機で40W白熱電球つくかな?」は、自分の力で手回し発電機を回して電気を作るのがどれほど大変かを体験する実験です。手回し発電機の出力は2~3W程度なので、何台かの手回し発電機を同時に回さないと40W電球は点きません。それでも児童は一人で点灯させようとがんばって手回し発電機を回すため、手回し発電機に大きな負荷がかかり、故障の原因になります。
手回し発電機、白熱電球、実験装置の特性を実測したところ、実験装置に使われている電子部品のダイオードブリッジが負荷を増やしていることが分かり、これを別の部品に置き換えて負荷を減らすと白熱電球が点灯しやすくなり、手回し発電機も壊れにくくなることを報告しました。
これに対して出席した皆さんからは「この実験は発電の大変さを体験するのが目的なので、白熱電球が点灯しやすくなるのは目的に反する。」とのご意見がありました。手回し発電機が壊れるのは諦めるしかなさそうです。