8月理事会・例会・合同勉強会を開催

 8月28日(水)、8月理事会・例会・合同勉強会を会議室(かながわ県民センター)主体+オンライン(Zoom)で開催しました。参加者はアース・エコ会員13名(うちオンライン参加者2名)、オブザーバー5名(うちオンライン参加者3名)の計18名でした。

例会・合同勉強会に会議室で参加した皆さん

8月理事会からの報告

  • 新規に2件の出前授業の実施が決まったことを報告しました。

協議事項は、引き続き電子メールの交換により協議、承認を行います。

8月例会

  • 9月に実施予定の出前授業1件について、参加者の調整等を行いました。そのほか12月以降に実施予定の8件の出前授業の計画を紹介しました。
  • 7~8月に小学生とその保護者を対象に公共施設で実施した3件の工作教室の実施結果を報告し、改善すべき点などについて意見交換しました。

合同勉強会

 Chromebookについて調査した会員から報告がありました。ChromebookはGoogleのChrome OSを搭載したノートPCで、WindowsやMac OS搭載のPCより一般に安価とされ、このため政府のGIGAスクール構想で採用され、多くの学校に導入されています。オンライン環境での使用が基本のため、高性能CPUや大容量メモリを必要とせず、これがコストを抑える要因のひとつです。メールやオフィスソフトなどの基本機能は通常のPCと同様に使用できますが、オフラインでは使い勝手が悪くなるのがデメリットです。Chromebookは用途や使用環境を考慮すれば、それなりの価値があるとの結論でした。

Chromebookについて報告する会員

 環境学習リーダー会※の会員から、オーディオクロック装置の製作について発表がありました。
 CDなどのディジタル音源を再生するオーディオ装置は、内部に一定周波数のクロック信号を生成する回路を内蔵し、この信号を基準としてディジタル信号をアナログ信号に変換します。クロック信号の周波数がずれたりふらついたりすると再生したオーディオの音質が低下するため、外付けの高性能なクロック装置を購入するマニアもいるそうですが、この装置はかなり高価です。
 発表者は知人のオーディオマニアからこの装置の製作を依頼されました。GPSは30万年に1秒しか狂わない時計を基準にしているため、GPS信号を利用することで高価な材料を使わずに高性能な装置を実現することを思いついたそうです。このクロック装置を使うと確かにオーディオの音質が変わるようで、知人からは「音質が格段に良くなった!」と評されたそうですが、発表者自身はそこまでの違いは聞き分けられなかったそうです。
(※合同勉強会はアース・エコと環境学習リーダー会エネルギー部会の共催で開催しています。)

クロック装置の製作について発表