こども理科教室 橋本こどもセンター
小学校の夏休みが始まって初日の7月20日(土)、相模原市立橋本こどもセンターでこども理科教室を開催し、小学生17名と保護者の皆さんが参加しました。昨年に続き2回目の開催で、今年もさがみはら地球温暖化対策協議会(温対協)の実施協力を得ました。講師/スタッフはアース・エコ6名、温対協4名の計10名。他にこどもセンターにインターンシップ実習に来ている大学生2名が手伝ってくれました。
橋本こどもセンターは以前の場所から200mほど離れた場所に新築した建物に今年4月に移転しました。内装に津久井の木をふんだんに使った明るくて気持ちの良い建物です。
低学年の小学生が中心ということで、今年のプログラムも絵本の読み聞かせでスタート。左の写真の3冊※です。みんな静かに集中して話に耳を傾けてくれました。
次はジャンボかるた取り。温対協のイメージキャラクター「さがぼーくん」が登場するこのかるたのユニークなところは、同じ字で始まるかるたが複数あって、詠み札の最初の字を聞いただけでは取れず、最後まで聞いてその内容に合った絵の取り札を探します。小さい子どもには少し難しいかと思いましたが、みんな間違えずに上手く取ることができました。
その後は昨年と同じプログラムの理科実験。手回し発電で電気の仕事、手回し発電で20W電球点灯、太陽光/風力発電の3つの実験を体験しました。最後のソーラーオルゴール工作も全員が間違いなく組み立てることができ、お土産を手に嬉しそうに帰っていきました。
昨年から小学校低学年に適したプログラムの開発を試みてきましたが、少しずつですが形ができてきたように思います。今回のプログラムは少し盛沢山の内容で、子どもたちには少し大変だったかもしれません。まだまだ改善が必要な所も多いように思います。
※
「わたしが ぼくがちきゅうのためにできる10のこと」 メラニー・ウォルシュ作、山本和子訳、チャイルド本社
「ぞろりぞろりとやさいがね」 ひろかわ さえこ作、偕成社
「いろのかけらのしま」 イ・ミョンエ作・絵、生田美保訳、ポプラ社