かながわ環境教室 葉山町内の小学校

 9月18日(水) 葉山町内の小学校で6年生1クラス25名を対象に「かながわ環境教室~実験・ゲームで挑戦!地球温暖化防止~」の出前授業を行いしまた。前の記事の「なるほど!体験出前教室」と小学校は異なりますが、2日続けての葉山町内での教室開催になりました。参加した講師・スタッフは9名です。
 9月9日(月)未明、台風第15号は三浦半島を横断し東京湾を通過した後千葉県に上陸しました。進路の右側となった千葉県南部は強風により大きな災害を被り、停電・断水などで未だに困難な生活を強いられている方がいます。葉山町も台風の直撃を受け、2日間停電した地域もあり、休校となった小中学校もありました。前日に訪れた小学校の周辺では、風で折れた木の枝や、塩害のためか枯れて変色した葉などを多く見ましたが、この日の小学校周辺では台風の影響は余り見られませんでした。直線で6km程の距離ですが周囲の地形や海岸からの距離によっても影響の程度に差があったようです。
 この日の授業内容は挨拶の後、映像などで地球温暖化について学び、次の省エネ実験は①ヘアドライヤーの消費電力測定、②手回し発電機で発電体験、③照明消費電力比較、④テレビの画面輝度と消費電力測定の4つを体験しました。その後、違い探しゲームとその解説で省エネについて学び、省エネチェックシートに記入して自分のできる省エネ目標を立てました。最後に感想文を書き、感想を発表しました。
 6年生になると段々と自分の感情を表に出さなくなり、積極的に手を挙げて質問に応えようとしないため、理解しているか分かりにくいのですが、その分理解度は高くなっていることは確かです。授業で学んだことは是非実生活の中で活かして欲しいと思います。