かながわ環境学校 葉山町内の小学校

 2月19日(水)、20日(木)の2日間、葉山町内の小学校の小学6年生142名を対象に「かながわ環境学校~実験・ゲームで挑戦!地球温暖化防止~」を開催しました。参加した講師・スタッフは両日もと9名です。
 葉山町の各学校の校長先生、教頭先生、無論担当の先生皆さん、地球温暖化に関し非常に強い関心を示されております。私達の活動を積極的にバックアップして頂いています。今回も校長先生自から私達の出前授業に参加され熱心に授業内容を確認されておられました。
 葉山町内の小学校として今年度最後の出前授業。全クラスとも熱心に授業を聞く姿勢が見られましたが、初めのクラスは私の問いかけに、分かっていても恥ずかしいのか答えようとしない。その状態に2クラス目から担当の先生が「聞かれたら大きな声で答えなさい、講師の先生が授業の進行に困るのだよ。」と厳しい言葉を。するとすぐに質問に対し大きな声でハキハキと発言の対応、お陰で大きく雰囲気が変わった感じで進めやすい授業と成りました。
 全員のアンケートに目を通すと、「今日の学習で、ぼくは生活のしかたを変えて、省エネに取り組んでいきたいと思いました。トイレの便座をしめるなどかんたんなことから取り組みたいと思います。」、「小さなことから地球のためのことを考えて行動したいです。」、と多くの児童から「温暖化防止に向けて先ずは小さな事から取組んでいくのだ」との意気込みが伝わってきます。
 「2100年には北極の温度が+12℃になってしまうことがとてもおそろしかったです。ではこれからはどうすれば良いか。それは私達にかかっています。私はできるかぎり省エネ活動をしていきたいです。」と自分から地球温暖化防止に向け行動して行かなければいけないのだとの思いも多くの児童から伝わってきました。
 私達の活動は、このようにこれからを生き、社会を担う子どもたちに、「これからどう行動していくことが必要なのか」の一つの課題を提供することで、少しでも役立ってくれればとの思いの行動と考えます。