かながわ環境教室 葉山町内の小学校②
12月16日(木)、葉山町内の小学校で6年生3クラス84名を対象に、かながわ環境教室「実験・ゲームで挑戦!地球温暖化防止」の出前授業を行いました。参加した講師・スタッフは7名でした。
筆者が参加する他団体の活動で、大学ゼミ生を対象に行った地球温暖化の出前授業に講師の一員として参加した大学2年生が今回の出前授業に参加しました。参加した感想は、「大学生と違って小学生は素直に思いをぶつけてくるので楽しく新鮮だったが、教える事の大切さ、重みを感じた。」との事です。積極的にこの様な取り組みに関心を持ち、行動を起こす若者が参加した事に、我々のこの活動の意義を感じました。
コロナ感染の広がりが危惧される中での出前授業のため、葉山町内の小学校では初めて体育館で授業をおこなうことに不安も有りましたが、特に大きな問題も無く、実験は広々とした体育館でのびのびと、移動もスムーズにできたように思います。ただ寒かった。
体育館にはテレビが無いため、「違い探し」ゲームをもっと深く体感させたいとの提案が有り、実験を1つ減らして「違い探し」に組み変る試みをしました。参加した講師の多くのからは「それなりに効果が有ったのでは」との意見が聞かれました。
午前中2クラス、午後1クラスの授業と昼食を挟むため、久しぶりに学校給食をいただきました。校長先生より「本来なら講師の方にクラス毎に分かれて児童と一緒に食事が出来れば良いのですが、コロナ状況で残念ながら会議室でお願いします。」とのことで、講師のみでの昼食と成りました。
地球温暖化に全体的に関心が高まっていると感じましたが、それぞれのクラス毎によって関心度に大きな違いを感じました。関心度の高いクラスからは授業初めの「地球温暖化ってなに?」の質問に、次から次に的確な答えが返ってきました。