横浜LCA環境教育研究会の出前授業を支援

 1月11日(火)、横浜市南区内の中学校で2年生5クラス182名を対象に、横浜LCA環境教育研究会が実施する「かながわ環境教室~水素エネルギー社会って何だろう~」の出前授業を支援しました。参加した講師・スタッフは5名で、うち3名がアース・エコのメンバーです。
 横浜LCA環境教育研究会(https://www.ylca-lab.org/)は2013年設立のNPO法人で、ライフサイクルアセスメント(LCA)に関する環境学習プログラムの提供を主な活動としています。アース・エコとは以前から交流があり、過去にはアース・エコが同研究会の支援を受けて出前授業を実施したこともあり、今回はいわばそのお返しという形です。

 授業のテーマはLCAではなく水素エネルギー。中学2年生には少し難しい内容です。授業では、①燃料電池自動車(FCV)ミライの展示、②ジオラマによる水素供給システムの紹介、③燃料電池自動車の模型を使った実験と、ポスターセッションによる④「水素の製造と水素の利用」および⑤「水素の充填と水素ステーション」の説明を行いました。このうち③~⑤をアース・エコのメンバーが担当しました。
生徒はクラス毎に分かれて5つのコーナーを巡回しましたが、FCVの展示は屋外、他は体育館と会場が分かれ、移動にも時間がかかります。各コーナーでは40名近い生徒を相手に説明するので声も届きにくく、説明員は苦労していました。
他団体とのコラボは普段の出前授業と内容も進め方も異なり、苦労も多いですが、参考になることも多いので今後も積極的に取り組みたいと思います。