エコ工作教室 横浜市長津田地区センター

 7月28日(日)、横浜市長津田地区センターの「小学生お楽しみ教室 夏のわんぱくホリデー」の一つとして、「地球温暖化防止 エコ工作教室~LEDが光るスカイツリーを作ろう!~」の教室を開催しました。参加者したのは小学生12名とその保護者3名、講師・スタッフは6名でした。
 横浜は連日の猛暑日です。教室の開始は午後1時で、準備のために12時に会場入りしましたが、最寄り駅から会場に向かって歩く道すがら、「こんな日に教室を開催しても良いのか?」と考えてしまいました。参加児童は保護者が運転する車で来る子どもも多いと思いますが、中には自宅や最寄り駅から徒歩や自転車で来る児童もいると思います。地球温暖化の対策(緩和策)として省エネ実践を呼びかけることは大事ですが、このように猛暑日が連続する時期には熱中症対策など(適応策)を学ぶことも重要ではないかと思います。エアコンが入った教室に集まって地球温暖化について学び、工作を楽しむことがクールシェアに繋がっていると良いのですが。
 教室では、挨拶のあとにビデオを見て地球温暖化について学び、次に手回し発電機による発電体験、照明電力比較、ドライヤーの消費電力の3つの省エネ実験を体験しました。続いて省エネチェックシートに記入して省エネチャレンジ目標を決め、最後はスカイツリー工作です。

手回し発電機による発電体験

 工作の時間は40分と短めでしたが、高学年の児童が多かったことと、低学年の子どもは保護者と一緒に工作に取り組んでもらったので工作は順調に進み、予定の時間内に全員完成することができました。

スカイツリーの工作に取り組む

 教室の最後に書いてもらった感想文では、高学年の児童が多かったためか、工作よりも省エネに関して感想を書いてくれた児童が多く、保護者の方からも「省エネについて学べて良かった。」との感想をいただきました。
 長津田地区センターでは毎年この教室を開催していますが、一度参加した教室に翌年も参加する児童は希で、参加者の顔ぶれが毎年変わるのが普通ですが、今回は、昨年も参加した児童がいました。特に電子回路に興味をもって調べたようで、細かいことをいろいろと聞いてきたので驚きました。これがきっかけで将来エンジニアに成長してくれると嬉しいです。