夏休みこども環境体験学習、大磯町郷土資料館
8月9日(金)、大磯町郷土資料館で小学生19名とその保護者9名を対象に、夏休みこども環境体験学習「青少年おもしろ講座~ソーラーオルゴールを作ろう~」を開催しました。参加した講師・スタッフは6名です。
始めに主催者の大磯町環境課から挨拶があり、次に「地球温暖化とは何だろう?」のビデオを見て地球環境の現状を学びました。その後、省エネルギーの体験実験として3つの実験(①手回し発電機で電球点灯体験、②白熱電球とLED電球の消費電力比較、③ドライヤーの賢い使い方)を体験しました。続いて工作の前段階として、身近な家庭生活の中での11項目の省エネについて、「はい/いいえ」で実行の有無をチェックし、その中から、これからの実施目標として1項目を選んで「わたしの省エネ目標」カードに記入しました。
少し休憩をとり、いよいよ楽しみしていた「オルゴールの工作」に入りました。この工作は講師の説明のもと、準備された部材を参加者がドライバーなど使って「ステップ・バイ・ステップ」で組み立てていきます。途中まで完成すると「じりじり」と音が聞こえてきます。その後、先ほどの「目標カード」をケースのふたに貼り付けます。最後にケースの側面に遮光のためのホログラムシールを貼りますが、金色か、銀色のシールを選択する際に、丁度パリで開催中のオリンピックでの日本の金メダルラッシュからか、金色を選んだ子どもが多かったのが印象的でした。室内では十分な太陽エネルギーが得られないため、子どもたちは、室内横の扉から外に出て、どんなメロディーが鳴るかを確かめていました。
最後に子どもたちの感想や保護者の方の印象などをアンケート用紙に記入して終わりとなりました。子どもたちのアンケートでは工作を含め、「楽しかった」とほぼ全員が感じたとこが何より良かったです。保護者の方も地球が置かれている現状を認識して「私も勉強になりました。」と話されたのが印象に残りました。
主催した大磯町の環境課および生涯学習課からも多数の皆様にご参加いただきました。ご協力ありがとうございました。
この日の夜に神奈川県西部で震度5弱の地震がありましたが、教室開催中でなくて良かったと安堵した次第です。