かながわ環境教室⑥、大和市内の小学校

 9月24日(火)、27日(金)の2日間、大和市内の小学校で5年生、6クラス、181名を対象に、かながわ環境教室「実験・ゲームで挑戦!地球温暖化防止」の出前授業を行いました。対象が6クラスのため、24日・27日とも3クラスずつ授業を行いました。参加した講師・スタッフは24日が7名、27日が6名でした。
 授業の内容は通常の出前授業と同じで、挨拶の後「地球温暖化ってなんだろう?」と題する約15分のオリジナルのビデオを見て地球温暖化に関する基本的な事柄を学びました。次に省エネ実験では、手回し発電による発電体験、白熱電球とLEDランプの消費電力比較、ドライヤーの消費電力の3つの実験を体験しました。続いて「暮らし方の違いさがし」のゲームでは、グループ毎に分かれ、家の中でどのような省エネができるかを見つけ出すことに挑戦しました。その後、省エネチェックシ-トを使って各自が取り組む省エネチャレンジ目標を決め、最後に今日の授業の感想文を書いて何人かに発表してもらいました。発表された内容で、「ビデオを見て地球温暖化について理解が深まった。」や、「省エネ実験では発電体験が思ったより大変だった。」、「暮らし方の違いさがしでは家の中にいろいろな省エネが有ること気付いた。」など、授業の効果を改めて知らされました。

ゲーム「暮らし方の違いさがし」にグループで挑戦

 今回は、1回90分の授業を2日間で6回繰り返して行いました。初めての試みで、講師の負担を軽くする取り組みを行ってみました。1日3クラスの繰り返し授業を2名の講師が交替で務めました。今までも1日3クラスの授業は年に数回ありましたが、これは今回が初めての試みです。講師の高齢化も考え、今後もこの方式を続けたいと思います。

省エネチェックシートで各自の省エネチャレンジ目標を決める