12月例会・合同勉強会を開催
12月22日(水)、12月の理事会・例会・合同勉強会をかながわ県民センター会議室主体+オンラインで開催し、会員など15名が会議室で、2名がオンラインで参加しました。会議室での参加者が増え、コロナ以前の雰囲気を取り戻しつつあります。
12月理事会
理事会の協議事項は随時電子メールの交換により協議・承認をおこなっています。
12月例会
来年2月までの活動予定で実施日が確定している9件について参加者調整と実施内容の確認を行いました。
11月例会以降に完了した6件の活動結果を報告し、改善点等を検討しました。また、11月例会で時間不足で報告できなかった4件についても活動報告やその後の経過等を報告しました。
合同勉強会
常温核融合
2か月半程前に日経BPに掲載された記事「『核融合・熱』によるボイラーが実用化へ、金属積層チップで熱を取り出す」を見て、ある会員に「常温核融合研究の現状について調べて欲しい。」とお願いしました。その会員から調査結果の報告がありました。
核融合とは、水素原子を融合させてヘリウムを作る過程で生じる膨大なエネルギーを利用しようとする技術です。核分裂とは異なり、暴走・爆発の危険がなく、放射性廃棄物もほとんど出ません。しかし核融合には1億度以上の高温が必要で、世界の技術者が結集して実験炉ITERを建設中ですが難航しているようです。
常温核融合とは、特殊な金属の中では千度以下の温度で核融合がおきるとされるものです。しかし常温核融合がおきる原理が未解明で、ごくわずかな論文や文献しかなく、現状では「学問的に可能性があるのか、単なるフェイクニュースなのか分からない。」というのが報告の骨子でした。
今後の推移に注目していきます。