かながわ環境学校 相模原市緑区内の小学校

 1月20日(月) 相模原市緑区内の小学校で4学年全員の5名を対象に、かながわ環境教室「実験・ゲームで挑戦!地球温暖化防止」の出前授業を行いました。参加した講師・スタッフは2名です。
 この学校は、緑が美しい里山に囲まれた自然豊かな場所にあります。一昨日、県内でも地域によって降雪があったため、雪による休校や道路の通行止めを心配しましたが、幸いそのような積雪にはなりませんでした。それでも山陰や校舎の陰などに残った雪が見られました。
 子どもたちは4年になって総合の時間で環境について学んでいます。「ゴミ」、「水」とテーマが進み、今は「地球温暖化」です。自分で調べて疑問に思っていることを最初に一人ずつ発表しました。「温室効果ガスってなに?」、「CO2が増えているのはなぜ?」、「温暖化に対して私たちは何をしたら良い?」など、どの質問も重要なポイントです。この後に、画面を使って地球温暖化について詳しく説明したので、良く理解できて疑問も解決したようでした。
 省エネ実験は、いつもは交代しながら順番に体験しますが、ここでは交代の必要もなく、時間いっぱい使って体験しました。ゲーム「暮らし方の違いさがし」も、いつものグループ対抗ではなく、見つけた違いをひとりずつ順番に発表し、その場で解説する形で行いました。いつもはグループでひとりが発表する感想文も、全員に発表してもらいました。
 ひとつひとつ十分に時間をかけながら授業を進めてきたつもりですが、それでも予定の時間よりも早く終わりました。街中の大人数の小学校にはない贅沢な時間がここには流れていました。