環境教室 相模原市立橋本公民館

 1月25日(土) 相模原市立橋本公民館で環境講座「気象現象から考える防災の心得!withソーラーオルゴール作り」を開催しました。橋本公民館からさがみはら地球温暖化対策協議会(温対協)に開催の依頼があり、温対協の団体会員であるアース・エコが開催に協力しました。参加した講師・スタッフは、アース・エコから5名、温対協から5名でした。
 今回の講座では2つの新しいチャレンジをおこないました。
一つが講演のテーマ。昨年2つの台風に見舞われ、神奈川県でも多くの被害が出ました。橋本公民館にも避難所が開設され、近年例がないほど多くの方が避難して来られたそうです。温暖化が進むとこのような自然災害のリスクが増すともいわれています。講演のテーマ「気象現象から考える防災の心得」は公民館からの強い要望に沿ったものです。
 もう一つのチャレンジは講演の対象者。一番話を聞いてもらいたいのは子育て中の若いお父さん・お母さんの世代ですが、それには子どもと一緒に参加できる講座にしなければなりません。今回は会場の一角にキッズコーナーを設け、講演中に飽きてしまった小学校低学年や未就学の子どもが塗り絵や折り紙を楽しめるようにしました。また、親子で楽しめるように講演だけでなく、ソーラーオルゴール工作もセットにしました。
参加者は、保護者を含む大人が20名、小学校高学年が8名、低学年が14名、未就学が7名の合計49名でした。
 講演は、初めてのテーマなのでプレゼンのスライドの大部分を新しく作りました。思い切って内容は大人に聞いてもらうことに焦点をあてました。昨年の台風被害の事例紹介、異常気象と気象災害、省エネ、防災マップ、気象情報、停電対策と多岐にわたる内容で、時間も長くなり、少し分かりにくかったかも知れません。これを基に、少しポイントを絞り、コンパクトなプレゼンテーションに仕上げていきたいと思います。
 キッズコーナーには講演中に10名ほどの子どもが遊びに来ましたが、保護者からは「落ち着いて講演に集中できた。」との声も聞かれ好評でした。今後も機会があればこの形式を試したいと思います。
 講座の後半は、省エネ実験体験とソーラーオルゴール工作を親子一緒に楽しんでもらいました。課題もありましたが、参加者の皆さんには概ね満足していただけたものと思います。