かながわ環境教室 横浜市緑区内の小学校で

 10月21日(木)、横浜市緑区内の小学校で、4年生1クラス36名を対象に、かながわ環境教室「実験・ゲームで挑戦!地球温暖化防止」の90分の出前授業を行いました。講師・スタッフは7名でした。
 横浜市は都市化の影響で年々緑が減少していますが、その中で緑区は緑被率(緑に覆われた地域の面積割合)が40%を超える唯一の区です。この小学校は市民の森として知られる広大な緑地に隣接した地域にあり、横浜市内とは思えない豊かな緑に囲まれて、子どもたちはのびのび育っている印象です。
 ただし交通の便が余り良くないのが唯一の難点で、鉄道の最寄り駅からは徒歩で30分近く、最も近いバス停からも起伏のある道を15分程歩く必要があり、高齢者には応えます。

 授業内容や感染症対策は、他の学校でも最近行っている授業と同じで、省エネ実験は①手回し発電機で40W電球点灯、②LEDと白熱電球の電力比較、③ドライヤーの消費電力の3つです。授業の準備をしていると②で使う白熱電球が点かないことが分かりました。学校にある電球を借りようと先生に探してもらいましたがなかなか見つからず、苦労したようでしたが、ようやく見つかった電球を借りて何とか実験を行うことができました。
 学校の中を見回すと照明は蛍光灯とLEDばかり。白熱電球は使われておらず、学校の中も省エネが進んでいることを改めて認識しました。