かながわ環境教室③、葉山町内の小学校

 9月6日(火)、7日(水)の2日間、葉山町内の小学校で、6年生4クラス128名を対象に、かながわ環境教室「実験・ゲームで挑戦!地球温暖化防止」の出前授業を行いました。参加した講師・スタッフは両日ともに6名です。
 理科担当の先生としてずっと熱心に取り組んでこられた先生が身体をこわされ、理科担当の先生が変わりました。前の先生と変わらず、本当に熱心に子どもたちのために取組む姿勢を感じられる先生です。例年、理科担当の先生が4クラス全ての授業に出られましたが、欠員の先生の代わりに急遽他のクラスを見なければならなくなり、クラス担当の先生に出ていただきましたが、先生の中には、地球温暖化を危惧し、子どものためにと、この問題を熱く語る先生、実験や違い探しゲームを児童と一緒になって対応する先生など、今迄にない一面を見せてくれました。

 児童は皆、熱心に内容に聞き入ったり、実験で大いに楽しんだり、少しでも知識を得ようとの思いが伝わってくる授業でした。色々な問いかけにも、悪びれず素直な気持ちで受け止めて答えてくれました。授業を進めていても気持ちよく進めることができました。全員のアンケートを見ると、実験が楽しかった、地球温暖化の今後の問題点、今自分がやらなければいけないことなどが書かれていました。
アンケートから夢を感じた2件を紹介します。
 「今回は、地球温暖化のことを学びました。いっもは、ネットで検索しているだけで、シミュレーション、実験などを初めて見ました。ネットより温暖化の大事なことがわかった」。より深く知識が広がってくれると良いです。
 「発電の大変さについて手回発電体験で知ったことによって、火力発電などによって、どれだけ二酸化炭素が出ているのかがよくわかった。また太陽光発電をする際は、あまり大きなソーラーパネルをつくらなくてもよいように、凸レンズなどで光を集めるものを作りたいです」。新たな素晴らしい製品開発を目指してくれるとよいです。

 全ての授業終了後、校長先生、理科担当の先生にご挨拶にいった際、「来年もよろしくお願いします。来年も予定頂けるなら学校給食も召し上がって下さい。」・・・と!