YES出前講座① 横浜市港南台地区センター

 8月9日(水)、横浜市港南台地区センターでYES環境教育出前講座「目ざせ 省エネの達人 実験・ゲームで挑戦」を開催しました。YESはヨコハマ・エコ・スクールの略です。出前講座は小中学校で実施することが殆どですが、今回は地区センターからの依頼です。参加者は小学3~5年生12名とその保護者7名の計19名。参加した講師とスタッフは6名でした。
 最初、15分程のビデオを見て地球温暖化について学習しました。省エネチェックシートは事前に配布して子どもたちに記入してもらいましたが、夏休みの間に取り組む省エネの目標を決めました。参加した小学生は半数以上が3年生でしたが、温暖化について解説した資料と省エネチェックシートを持ち帰ってもらったので、お家の人と一緒に復習してもらえると嬉しいです。

ビデオを見て地球温暖化について学ぶ

 後半は電池の実験で、先ず三択クイズで電池の歴史について学んだ後、3グループに分かれて銅板とアルミホイルによる電池を作りました。電圧計で電気が起きていることを確認しましたが、電圧は0.5V程度なので1個では電子オルゴールを鳴らすこともできません。グループ毎に子どもたちが協力して電池を何個か直列接続して電子オルゴールを鳴らしました。今日が初対面の子どもたちは、最初は遠慮気味でしたが、スタッフや保護者の方に促されて段々と仲良く協力するようになりました。
 最後に備長炭電池を作りました。この電池は1.2V程度の電圧が出るので1個でも電子オルゴールが鳴り、モーターが回ることもあります。これもグループで協力して、赤や青のLEDを点灯させました。特に青色LEDは電池を3~4個直列にしないと点かないので実験のゴールに設定していますが、3グループとも点灯できました。

備長炭電池4本で青色LEDを点灯

 帰宅後に実験ができるように、電池の材料の銅板、備長炭や、電気が起きたことを確認するための電子オルゴールやLEDなどをお土産として持ち帰ってもらいました。夏休みの自由研究に活用してもらえると嬉しいです。