かながわ環境教室⑤、横浜市緑区内の小学校

 12月5日(木)、横浜市緑区内の小学校で5年生、3クラス、93名を対象に「かながわ環境教室~実験・ゲームで挑戦!地球温暖化防止~」を開催しました。参加した講師・スタッフは6名です。
 90分の授業内容は、挨拶・自己紹介の後、ビデオを見て地球温暖化の原因と影響、対策を学び、3種類の省エネ実験を体験し、グループに分かれてゲーム「暮らし方の違いさがし」を行いました。続いて、省エネチェックシートを用いて各自が取り組む省エネ目標を決め、最後に今日の授業の感想と、学んだことを自分の暮らしにどう生かすかを用紙に記入し、数人に発表してもらいました。子どもたちはこれから毎日省エネ目標に取り組みます。その結果は省エネカレンダーに記入し、冬休み明けに先生に出します。省エネの取り組みは冬休みの宿題でもあります。

省エネ実験・ドライヤーの消費電力測定
グループに分かれてゲーム「暮らし方の違いさがし」

 アース・エコは年々メンバーの高齢化が進んでいて、対策を求められています。授業当日、講師が体調不良で参加できなくなるリスクは以前よりは増えています。このほか、メンバーの家族も同様に高齢化しており、急に家族の看護や介護が必要になって家を空けられなくなることも想定できます。対策として、主講師の代行を務める副講師を事前に指名しておく方法は従来からもありましたが、実際に主講師に代わって副講師が授業を行うことは希なため、副講師の存在が名ばかりになり、必要なときに機能しない心配がありました。
 そこで今年度からは、主講師と副講師の二人が協力して授業を準備し、当日の進行も二人で協力して行うようにしました。今回の学校は3クラスのため同じ授業をクラス毎に3回行いましたが、2回目の授業は副講師として参加した私が主講師に代わって進行役を務めました。これからも様々な「働き方改革?」を進めます。