クリスマス親子工作教室、横浜市菊名地区センター
12月11日(日)、横浜市菊名地区センターで「クリスマス親子工作教室~LEDクリスマスツリー作りとエコを学ぶ~」を開催しました。参加者したのは年長~小学2年の6名とその保護者5名の計11名で、講師・スタッフは6名でした。
菊名地区センターでは、感染症流行の影響で中止した一昨年を除き、毎年12月に親子エコ工作教室を開催しており、今年も定番となったLEDが点灯するクリスマスツリーの工作を行いました。
プログラムは通常の工作教室と同じで、冒頭の挨拶に始まり、地球温暖化の解説ビデオを見て温暖化について学んだ後、手回し発電機による発電体験、照明電力比較、ドライヤーの消費電力の3つの省エネ実験を体験。続いて省エネチェックシートに記入して省エネチャレンジ目標を決めた後、最後はクリスマスツリー工作です。
環境について学ぶのは小学4年生以降なので、参加した小学2年生以下の子どもには難しかったと思いますが、保護者の皆さんに良く勉強していただき、家に帰ってからお子さんに分かり易く説明していただくようにお願いしました。
クリスマスツリー工作は子どもと保護者が協力して取り組み、ところどころスタッフもサポートしながら行いました。工作のやり方も毎年微妙に変化しており、最近は電子回路を除き、なるべくプラスチック素材の使用を減らすように心がけています。両面テープは便利ですが、剥がした保護紙がゴミになるので、なるべくマスキングテープや糊を使うようにしています。工作手順の説明では、以前は事前に撮影した写真をスクリーンに映していましたが、最近は講師の手元をビデオカメラで撮ってリアルタイムでスクリーンに映し、実物を見せながら工作の手順やコツなどを細かく説明するようにしています。
工作教室の時間内に作るのはツリーの本体と、ツリートップの星とクリスマスリースまでで、飾り付けに使う細かな材料を持ち帰ってもらい、飾り付けはお家に帰ってからのお楽しみとしました。飾り付けを始めてしまうときりがなくなり、終わらなくなるからです。
今回参加した子どもたちは全員が低学年以下だったので、前半の環境の学習は難しかったと思いますが、それなりに感じ取るものがあったようです。このような教室に参加する家族は環境に対する意識の高く、保護者の皆さんは様々な発見や気づきがあったようで、成果の多い教室だったと思います。