11月理事会・例会・合同勉強会
11月6日(水) かながわ県民センターで11月の理事会・例会・合同勉強会を開催し、会員など21名が出席しました。
11月理事会
- 新規に依頼のあった2件の講座開催について協議しました。
- ホームページの維持管理について協議しました。
- 来年度の通常総会の開催日程を協議しました。
11月例会
- 新規の2件を含む18件の活動計画について参加者の確認と実施内容の検討を行いました。
合同勉強会
- 地球温暖化
アース・エコの活動の中心テーマである地球温暖化についてもう一度考え方を整理し、発表しました。
ここ数十年、平均気温が上昇し、大気中CO2濃度も上昇しています。気温上昇は人為起源による温室効果ガス(GHG)の増加を原因とする説が圧倒的です(自然現象だとする説もあります)。予防保全の観点からも早期にGHG排出削減に取り組むのは大切です。
将来の気温上昇予測には地球シミュレータが使用されますが、モデルの検証に疑念が残ります。将来の人口増加や社会・技術の変化などもGHG排出に関係するため将来の気温上昇予測は簡単ではありません。
最近の台風や大雨による災害の原因は温暖化とする意見もありますが、温暖化との関係は十分解明されていません。高齢化、過疎化、森林荒廃、インフラの老朽化等が被害増大に関係している可能性があります。
私たちにできる緩和策として、エネルギー消費の少ないライフスタイルに変えること(省エネ)は大切です。化石資源の使用は温暖化以外にも多くの環境破壊に関係します。適応策は、熱中症、感染症、自然災害への対策がこれからは重要になります。温暖化対策は30年先を見据え、腰を据えた取り組みが大切であることを今後も皆さんに訴えたいと思います。