かながわ環境教室 葉山町内の小学校⑤で
11月17日(水)、葉山町内の小学校で6年生1クラス23名を対象に、かながわ環境教室「実験・ゲームで挑戦!地球温暖化防止」の出前授業を行いました。参加した講師・スタッフは7名でした。
昨年はコロナの影響で、5年連続で恒例の葉山町内小学校4校の出前授業は行えませんでした。コロナ緊急事態宣言も解け今年度実施予定4校の1校目が実施されました。無論、必要と思われる、マスク、体温確認、実験時のアルコール消毒は基本対策としました。
葉山の各小学校は毎年地球温暖化防止の出前授業実施に対して積極的でしたが、今年度は地球温暖化の影響と思われる身近な被害やメディアの取り上げる地球温暖化情報が増した影響か、校長から担当の先生を含め、より熱心に関心を示されているように感じています。授業には校長先生を初め数人の先生が授業の様子を熱心に見学されていました。
授業の始めに「地球温暖化って何」の問いかけに、多くの子が思いついた事を一度に元気よく発言してくれましたが、温暖化に強い関心を示す発言は余り感じられませんでした。葉山の中でも、より自然に囲まれ、ゆったりとした環境が影響しているのでしょうか? ゆったりとのびのびと育っていく事も大切ですが、多くの子が地球温暖化を余り意識していない事に少し不安を感じてしまいました。
今まで授業で使用した、省エネを意識した家庭と意識しない家庭の生活比較図「違い探しゲーム」のコピーを全員家に持ち帰ってもらい、家族の人とこのゲームをすることで、身近な省エネ法を考え、温暖化防止の輪が広がる事を期待し授業を終わりました。