オンライン親子工作教室

 11月23日(火)、オンライン親子工作教室を開催し、小学生と保護者7組の皆さんが参加してソーラーオルゴール工作を行いました。
 相模原市は毎年「さがみはら環境まつり」を開催してきましたが、昨年度は新型コロナウイルスで中止に。11月23日(火)に感染症対策を考慮した上での開催を目指して模索してきた今年度も、緊急事態宣言の延長などもあって中止となりました。それに代わるイベントとして、相模原市立環境情報センター主催で「No!CO2 November~地域のみんなで地球にいいことを考えよう~」を開催することになり、この講座を含む10のオンライン講座の開催が決まりました。
 アース・エコがオンラインで工作教室を開催するのは今回が初めて。事前に工作キットを参加者に郵送し、当日は自宅などからZoomで参加してもらいました。ステップ毎に画面で手順を示し、画面を通して参加者がそのステップが終わったことを確認してから次のステップに進めました。通常より少し時間がかかりましたが、全員が組み立てを終わり、オルゴールが鳴ることを参加者に確認してもらい、教室を完了しました。

 ところが一人の参加者の保護者から連絡があり、「組み立てを間違えた所を後から手直ししようとして部品を壊してしまった。」とのことでした。工作キットと手順書を送り、改めて組み立ててもらうことにしました。
 新型コロナウイルスの終息が見通せない中、対面の教室が開催できないときの代替としてオンライン開催が有効かどうかを確認することが、今回の目的の一つでしたが、十分有効であることが確認できました。今回気づいたオンラインの利点として、対面の教室より子どもたちが自由に安心して参加していたことです。一方、作業状態を直接確認できないため、参加者に「できましたか?」と質問することが増えますが、上手くいっていないのに遠慮して曖昧な返事をする子どももいることが分かりました。確認方法の見直しが課題です。
 子どもたちはオンラインで学校の授業を受けていたこともあり、端末の操作や発言しないときはマイクをミュートするなどのマナーにとても慣れていることに驚きました。