かながわ環境教室② 葉山町内の小学校
6月21日(火)、葉山町内の小学校で6年生3クラス94名を対象に、かながわ環境教室「実験・ゲームで挑戦!地球温暖化防止」の出前授業を行いました。参加した講師・スタッフは7名です。
今迄この学校での地球温暖化防止の出前授業は理科教科の一環として進めてきましたが、今回初の先生との打ち合わせでは総合教科でSDGsの取組の一環として取り組むとの事を提示されました。外部の方より出前授業で地球温暖化を学ぶことで、これからSDGsを取り組む各自が課題を掴むための知識習得に活かしたいと。
授業開始時、子どもたちに「今日は何の授業」と問いかけると各クラスとも第一声「アース・エコ」と、次に「どんな事を学ぶの」の問いに「地球温暖化」の答えが聞けホッと!
何時ものように出前授業の初めにレジュメを渡し、気になることをメモする様に言ってきましたが、今回は今迄に無く多くの児童がメモつていたことが印象に残りました。各クラスとも、前半の話にも無駄話も無く真剣に聞き入ってくれましたが、少々おとなし過ぎかな?
省エネ実験では何時も盛り上がる白熱電球を点灯させるのに、全員必死に手回し発電機を回し続けるのに、今回は40W用電球のフィラメント損傷で使用不可、予備の10W電球で一人でも点灯可能な実験となり、子どもたちが白熱電球を点灯し続けるのに大声を出す声が余り聞こえてこなかった。
今回の授業で重きを置いたのは如何に地球温暖化の問題を自分だけの意識付けでなく、家族でも話し合える環境作りを目標としました。従来、省エネを心がけるAさん、普通に暮らすBさん2軒の家の絵から、いくつ違いが見つけ出せるかをグループで競争させる「暮らし方の違い探しゲーム」をプログラムに組み込んでいます。今回はこのAさん、Bさんの絵をA4に印刷し、全員家に持ち帰り、家族の人達と一緒にゲームをしてもらう試みです。家族を巻き込んだ、地球温暖化の意識の広がりの試みどうなるでしょうか?