横浜市環境教育出前講座、横浜市青葉区内の小学校科学クラブ

 11月29日(火)、横浜市青葉区内の小学校のクラブ活動で科学クラブの4~6年生23名を対象に、横浜市環境教育出前講座「目指せ 省エネの達人~実験・ゲームで挑戦~」の1日目の授業を行いました。参加した講師・スタッフは5名でした。
 今回の授業のテーマは「二酸化炭素の科学」で、地球温暖化とも関連のある二酸化炭素の性質を実験を通して知ろうというものです。この授業を行うのは2017年以来5年ぶりで、久しぶりに行う実験が上手くいくか心配でした。
 挨拶のあと、最初の実験は呼気による石灰水の白濁実験です。ビニール袋に少量の石灰水を入れて息を吹き込み、袋を揺らしてかき混ぜると、無色透明の石灰水が白く濁ります。石灰水と呼気の二酸化炭素とが反応して炭酸カルシウムができるためです。児童一人ひとりが実験を行い、白濁することを確認しました。

呼気による石灰水の白濁実験

 次は二酸化炭素が水に溶けることを確かめる実験です。実験に使う二酸化炭素を発生させる方法はいろいろありますが、入浴剤のバブをお湯に溶かしたときに出る二酸化炭素を使いました。水上置換法というやり方で、水槽の中に水で満たした500mlのペットボトルを逆さまに立て、口から二酸化炭素を入れます。ペットボトルの半分まで二酸化炭素を入れて固く栓をします。ペットボトルを手に持って激しく振ると、二酸化炭素が水に溶けて減圧するため、ペットボトルがつぶれます。4~5名のグループでペットボトル2本ずつ実験しました。

水上置換法でペットボトルに二酸化炭素を入れる
つぶれたペットボトル

 最後の実験は、二酸化炭素は空気よりも重いことを確かめる実験です。軽い棒の両端に空気を入れたビニール袋を一つずつ取り付け左右のバランスを取ります。次に片方のビニール袋の空気を抜き、替わりに二酸化炭素を入れると二酸化炭素を入れた方が下がり、二酸化炭素は空気よりも重いことが分かりました。

二酸化炭素は空気よりも重いことを確かめる実験

 実験の後、全員で二酸化炭素に関係する三択クイズを行いました。今回も正解と思う答えをグー、チョキ、パーで一斉に回答してもらう方法をとりました。

グー、チョキ、パーで回答する三択クイズ

 コロナの関係もあって学校で理科実験を行う機会が少ないそうで、60分の短い授業時間でしたが、児童の皆さんには実験やクイズを楽しんでもらえ、二酸化炭素についての理解を深めることができたと思います。2日目の授業は12月20日(火)で、別の実験の授業を予定しています。